そもそもここまでの騒動になるのが異常で、マスメディアがネタを売るのに小室関係ネタを使うとよく売れるのでそれに便乗して煽っているだけのようにしか見えない。また、一般人のSNSでも、小室問題を扱えば視聴率やイイネが増えるので、それ狙いで騒ぎ立てている一面も。
何故、この問題の炎上が異常かと言えば、今までの皇統は男系継承であり、これを遵守しさえすれば小室問題等、何の問題も無いからだ。ならば小室問題を論じるのでは無く、皇統の男系継承の遵守と女系容認不可をこの際、改めてしっかりと公示すればよいだけの事。
ならば、眞子内親王と小室氏が結婚しようが、小室氏が皇族になったり、ましてや、天皇になる等というなどという荒唐無稽で無駄な議論は不必要となる。
その事と、眞子内親王が小室氏と結婚して幸せになられるかは別問題である。
内親王が一般人と結婚して皇籍離脱される事を「降嫁」と言い、こうなればもはや内親王は一般の民となる。
今までの二千数百年にも亘る我が国の歴史上に於いて、あまたの内親王が存在されてきたが、その全ての方が皆、降嫁されて幸せになられた訳ではないのは当然である。
実際、井上内親王のように、聖武天皇の第一皇女としてお生まれになられ光仁天皇の皇后にまでなられながらも、藤原一族の権勢争いによって無実の罪を着せられて廃后に処せられた挙句、大和国・栄山寺に幽閉され、罪人のままに幽閉先での謎の変死という非業の最期を遂げられ遂には祟り神にまでなられた悲劇の内親王もいらっしゃる。
皇族ではないが、旧平戸藩第12代藩主松浦詮伯爵の次男で陸軍中佐や大正天皇の侍従を務めた松浦靖子爵を父に、名門公卿の久我通久侯爵の次女・節子を母に持つ類稀なる血統家柄に生まれ、皇族の久邇宮邦彦王の次男・久邇邦久侯爵と結婚して皇族(香淳皇后の義姉となる)となった松浦菫子は、不幸な結婚生活の末に離婚し皇籍離脱した後、凋落、家政婦やゴルフ場のキャディ、掃除婦等を務めつつ困窮し、最期は生活保護を受け孤独死を遂げた旧皇族の女性もいる。
つまり、皇籍離脱をした後の皇女方の人生とは、当然ながら一般の民としての生涯となるので、それ以降の方々の人生まで関知する必要は無いし、すべきではない。
女系はあくまで女系であるから、臣籍降下すればもはや自由の身であり、その後、興隆しようが凋落しようが、それは一般人となった彼女達の自由でなければならない。
一般人となったにも関わらず、尚がんじがらめにしては、それこそ、それは彼女達にとって最大の不幸であると考える。
つまり、男系皇統の絶対遵守の原則が最も大切なものとなるのだ。
神社本庁所属神主・楠公研究会代表理事・表千家茶道教授者・池坊教授・作家
楠公末裔の立場から先祖・楠木正成について著した拙著『建武中興と楠木正成の真実』はAmazonからもお求め頂けます→
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