「gg」「gg」
さわやかな儀式の挨拶が、淀みきった濃霧にこだまする。
エンティティ様の森に集う供物たちが、今日も死体のような無機質な表情で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れることに慣れた心身を包むのは、血濡れたスキン。
ウサ耳のパーカーは乱さないように、白いデスガ仮面はズレ落ちないように、
執着心で歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、ライトカチカチで煽り去るなどといった、はしたない生存者など存在していようはずもない。
私立デドバイ女学園。
2016年稼働のこの学園は、もとは死の蒐集のためにつくられたという、
伝統あるスラッシャー系お嬢さま学校である。
カナダ国下。植民地の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、邪神に見守られ、
幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる乙女の園。
チャプターは移り変わり、環境が稼働から幾度も改まった現行バージョンの今日でさえ、
1000時間通い続ければ霧森育ちの純粋培養お嬢さまが3吊りで出荷される、
という仕組みが未だ残っている貴重な学園である。
◆クソ雑パーク説明◆
動画説明文で力尽きました
冷静に振り返るとキラー動画なのに改変ネタはサバイバー視点なのは気にしてはいけない
◆儀式日時:21年8月15日と14日◆
(実は先に後編の儀式を収録したのですわ)
◆総合マイリス:
mylist/70252922◆
◆名状しがたき中の人のアカウント @qs_dbd_and_fgo ◆