投資格言「賢士(けんし)は志(こころざし)を尚(たっと)ぶ」~荘子
賢士たる者は、自分の志を高く持する、すなわち理想を高くする。
大橋直久
■■■参考になりそうな昔の投資ニュース■■■
北朝鮮ミサイル発射、産業界「ビジネスへの影響は軽微」
2006年7月
2006年7月の北朝鮮によるミサイル発射について、産業界は「ビジネスへの影響はほとんどない」と受け止めた。日本と北朝鮮間の貿易は冷え込み、ビジネス上の関係も薄れているためだ。国際情勢緊迫で株式や為替市場が混乱することを懸念しているものの、ビジネスへの直接の影響については冷静にみている。
大手商社は「北朝鮮との貿易や投資はなく、影響はない」と口をそろえる。財務省統計によると、日朝貿易はここ数年急減。中古車を中心にした2005年の日本からの輸出は前年比28%減の68億8000万円、海産物が多い輸入は18%減の145億4000万円にとどまった。北朝鮮にとって日本は03年には中国に次ぐ2位の貿易相手国だったが、05年には5位まで落ち込んだ。
鉄鋼業界への影響もなさそう。日本から北朝鮮への鉄鋼輸出は05年で162トン。輸出全体の0.00049%にすぎず、ストップしても影響はほとんどない。
大手旅行会社は北朝鮮旅行は扱っておらず、5日時点で韓国旅行などのキャンセル増も見られなかったようだ。JTBでは1998年の北朝鮮のミサイル発射時も「ほとんど影響がなかった」という。今後についても影響はないとの見方が多いが、一部で「顧客心理の冷え込みで夏の予約を差し控える人は出るかもしれない」(日本旅行)との声もある。
イオン、イトーヨーカ堂、ダイエーなど小売り大手は現在、北朝鮮産の食品や同国で製造した商品を扱っていない。紳士服専門店ではAOKIホールディングスが北朝鮮からスーツなど一部商品を仕入れていたが、02年までに取引を停止。青山商事も90年代後半、北朝鮮から商品を仕入れたが、00年ころまでに停止している。
参考:
https://ecoseibi.fbi-forum.com/