歌詞
舞い降りるようにただし迷わないように
降り積もる夜に深く潜るマイヨール
二枚貝の路地裏から漏れる灯りスピカ
バスに乗り遅れた深海魚達の住処
かわいそうな深海魚たちに熱くとける口付けをしてる泡姫
こんなその場しのぎの快楽に溺れるなんて
事もあろうにここではあるまじき行為だ
まあ、別にいいけど 別にいいのかよ
貝殻のテーブルにナイフとスプーン
そしてもう一つ 味を変えるためのとっておきのスパイスがこれだ
口についた赤い泡を拭いながら
浮ついた面持ちでまるで夢の中だ
なんてよっぱったら帰り道に見える人影
三行半とナイフらしきものが見える
覚めた方が良かったなんて今更言えるか
かつてないほど栄光がそこにはあったはずだ
これからどこに行くのとは聴いてはいけない
明日どころか今日の話を持ち出してもいけない
ギリギリの所で全てが保たれている
土産話にとっておいた言い訳をある
後ろから見境なく暴れるから口から
赤い泡がぶくぶくと溢れる ほらみてみろ
なんだそーゆーことか てっきり
ハートに火をつけた事を罪みたいに
熱さが冷たさに変わるギリギリの所で
錫になって塊になった物語を
溶かせるのはそれ以上のものだけだ
さらに深く潜るためにまずはこれだ
目抜き通りの角の店であったこれがまさに
薄く張った膜を破る準備はできた
彼女は潜水服を掴んで
舞い降りるようにただし迷わないように
降り積もる夜に深く潜るマイヨール
二枚貝の路地裏から漏れる灯りスピカ
バスに乗り遅れた深海魚達の住処
舞い上がるようにただし迷わないように
タケウチカズタケ, 椎名純平 & 小林大吾「the 3」