2021年の8月上旬、福井県福井市にある一乗谷城を訪れました。
築城年代は不明ですが、15世紀前半には築かれていたと考えられる山城で、西の谷合に館や城下町がありました。
城下町は南の上城戸(かみきど)と北の下城戸(しもきど)と呼ばれる二つの谷の入口に守られており、往時は1万人もの人々が城下に住んでいたと伝わるようです。
天正元年(1573)、織田信長の越前侵攻により、一乗谷は炎上、当主・朝倉義景は大野に逃れますが、一族の朝倉景鏡に裏切られ自害しました。
後に越前を治めた柴田勝家が北ノ庄城に本拠を構えた為、一乗谷は荒廃し、田畑の下に埋もれていましたが、昭和42年(1967)に発掘が開始され、城下町全体が一乗谷朝倉氏遺跡として、国の特別史跡、特別名勝、重要文化財(出土品2343点)の三重指定を持つ全国6史跡の一つとなっています。
今回は中の御殿跡、諏訪館跡、上城戸、復原街並等を散策しています。
一乗谷城其の一 下城戸~朝倉景鏡館跡編 →
sm39179238一乗谷城其の二 復原街並~朝倉館跡編 →
sm39216353一乗谷城其の四 城山~茶会編 →
sm39282345お城→
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