彼女は天才だった
彼女には許婚(いいなずけ)がおり、彼も天才だった
順風満帆な人生を歩んでいると思われた2人だったが、彼女の内には常に黒い感情が渦巻いていた
彼の隣では自分の輝きが目立たないと
ある日彼女は事故に見せかけて彼を殺した
しかしこれが地獄の始まりだった
神に見放されたように彼女のそれからは不幸にまみれてしまった
全てを恨み、死後堕ちる地獄を恐れた彼女は各地で自らが開発した呪いをかけ、自らにかけた不死の術と同じものによって彼らの魂を現世に縛り付けた
それを観測することで自らの現状に納得しようとしたのかもしれない。
止めてあげよう悲劇(喜劇)のヒロインを
彼女を守り続けていた亡き彼と共に
のラスボス曲です。