[実力一本]
今回は、「なぜ日本には『科挙』が導入されなかったのか?」について、うp主なりの考察的な話をさせていただければと思います。
「科挙」は、実に1300年もの長きに渡って中国で実施された官僚登用試験であり、誰でも政治家になれる可能性があるという、夢のあるシステムでした。
また、非常に難しい試験であり、これに合格できるほどの「才能」や「努力」ができる優れた人物であれば政治に参加できる、としたため、あの広い中国大陸を統一する王朝が何度も登場できた理由のひとつといえるでしょう。
そして、「科挙」に合格しないと大きな権力をもてないため、「特定の一族に権力が継承されることで、政治が腐敗していく」という現象を防ぐ効果もあり、安定した国家運営に非常に役立ったのです。
しかし、それほどさように優れた制度である「科挙」が、なぜすぐ隣の国である我が国「日本」に導入されたという話は聞きません。
「科挙」は「隋」の時代に始まりましたから、日本から「遣隋使」や「遣唐使」が出向いて、「科挙」の制度も学んだはずです。
今回は、その「日本が科挙をとりいれなかった謎」と、日本以外の国での「科挙」の導入について、お話したいと思います。
皆様の勉強の一助、あるいは雑談の種になれば幸いです。
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https://www.youtube.com/channel/UCE9pqdYKRI5uxuRwADL7bWQ丸暗記で覚えるのがとても辛かった「世界史」。
その中で、いろいろと不自然なところに気が付き、気になったのでそれを調べて紹介しています。
・動画の内容について、調査の上で制作しておりますが、「歴史」という学問の性質上、複数の説が存在することがあります。 その場合、基本的に、主流とされている説を基としています。 異論もあると思いますが、ご容赦くださいませ。
・間違いや他説等のご指摘、ありがとうございます。ただ、私は学者ではないため、間違っている箇所等は「ダウト」みたいな感じのコメントで、具体的なご指摘をいただけますでしょうか。簡単で構いませんので、その根拠とする参考書籍やサイトも示していただけますと助かります。
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