『市川雛菜 ニドクイン説』
『市川雛菜合作 -肩幅編-』
「なんだこれは…たまげたなぁ」
そう呟くのも無理はない。
とあるサイトで雛菜の動画が作られていると噂で聞き、
今後雛菜の為にもいい影響があると考えエゴサしにいった。
しかしその実態はとんでもない内容だった。
先程の2つだけでなく、雛菜の声を加工して作られる
音madというのも作られているようだ。
アイドルを何だと思っているんだ…。
一番まずいのはこれを雛菜に見られることだ。
すぐにブラウザバックせねば…
「やは~?プロデューサーどうしたの~?」
「雛菜!?今日は練習終わったらすぐ帰るんじゃ…」
パソコンの画面を隠すも時既に遅かった。
雛菜はどうやら自分が気づかぬ間にあの動画を一緒に見ていたようだ。
彼女になんて声をかければいいのか…。
「雛…」
「プロデューサー~?なんでそんな幸せそうな顔してないの~?」
「え…」
「こんなにたくさんの動画に映っている雛菜を見ているのに~?」
「雛菜…この動画達のこと気にならないのか…?」
「なんで気にする必要あるの~?」
「どんなにみんなが雛菜を雛菜じゃないものに
当てはめても雛菜は雛菜だよ~♡」
「…!」
「それにかわいいよ~この投コメ怪文書?ってのもすっごくおもしろ~い♡」
「あ~雛菜忘れ物取りにきたんだ~ばいばいプロデューサー~♡」
ハハッ…!俺は何を気にしていたのだろう
雛菜はこんなこと乗り越える強さをすでに持っていると理解ってながら…。
どうやら自分はまだ雛菜ともっと向き合って
知って最高なアイドルになってほしい…
なら今取り組んでいるこの資料も頑張って完成させないとな!
『巨神兵と化した雛菜BB』