2020年の春
人工孵化から外の小屋に移すまでの記録です
10個孵化器にセットして3羽孵って
1羽しか生き残りませんでした
何かの参考になれば幸いです
【動画の解説:雛の食事について】
烏骨鶏の雛はざっくり人間の20倍速で歳を取ると認識してます
つまり1日は20日、1ヶ月は1年8ヶ月です
①エサの判断基準が作られる
初期に食べたものが「食べられるもの」として刷り込まれます
実際、2週間ヒヨコフードを食べ続けた第1世代は米や草を食べられるようになるまで
かなり時間がかかりましたし、ミミズやクモを与えても中々食べませんでした
2021年に玄米ではなく白米を与えていた時期があったのですが、
その時に第1世代の福が脚気になりました
原因はビタミン不足です
なぜ同じ白米を食べているのに他の鶏は脚気にならなかったのか?
それは他の鶏は土や枯葉を食べていたからです
福は籾殻の上で育ったので土や枯葉を食べものとして認識しておらず、
積極的には食べていなかったためビタミン不足に陥りました
②エサに応じて消化器や体質が変わる
消化しやすいヒヨコフードを与えていると腸が短い状態で成鶏になります
ヒヨコフードを食べて育った鶏に生米を与えても下痢を起こすことがあります
初期から生米を与えていれば腸が長くなり、ちゃんと消化できる鶏になる
耐寒性も変わると感じてます
その土地への適応力でしょうか
その土地にあるものを食べて体を作れば、その土地で生き抜ける体を得る
室内飼いで生後2ヶ月の第1世代を外の小屋に6羽移して3羽が凍死しました
一方、外の小屋で自然孵化して土と米しか食べてない生後1週間の雛が、
たまに親に温めてもらいながら氷点下の中遊び回ります
2週間も経てば1時間くらい平気で動き回って、体が冷えたら立ち止まって
自分で自分を温めて、温まったら活動を再開する
これを見て食べ物って重要だなと感じました
第1章の最初
sm36091520第2章の最初
sm38161645ブログ→
https://kyokusuke.comツイッター→
https://twitter.com/tkg_kyokusuke