寝取られものってなんであんなに抜けるのだろうか
あとの虚しさが半端ないけど・・・
考察してみたのですが取られる方はいわば持つ者、その持つ者が失うことに嘲りに似た興奮を覚えるのだと思います
基本的な寝とられ構図として、今の関係を当たり前の様に思っている二人が日常的な生活で生まれる小さな齟齬が重なり、その心の隙を突いた竿役が取っていく、主人公にも否があり理不尽に世を嘆くことも出来ず自分を責めることしか出来ない黄金比に似た素晴らしい構図ですね
ですけど、物語の観点から見ればこれは二人で困難を越えていく最中の物語です。非常に重要な場面であり、この後語られるエンディングは華やかで誰もを魅了するほど鮮やかなはずなのです。
それなのに浅ましい悪意と情欲に物語が塗りつぶされる、そんな理不尽を許していいのでしょうか?
やはり寝取られの竿役は悪、この認識は自分の脳を守るためにも曲げてはいけません!
まあでも何が一番嫌かって、この文章を書いている最中興奮している自分なんですけどね