あの柩に傘を棄てた/重音テト
作詞・作曲・lyricvideo:madobe
深々、こっち振り向いて 私のこと
淡々、ここで踏みしめる 私たちのこと
英雄、あなたのこともっと大事にすれば良かったの?
あなたはにかんで 私恨んで
篠突く日々に 息が軋んで
針を戻して 春を灯して
椿、落とした 始まりは遠くまで
今更、秋が変わる かつてないほど従順な
愛をあなたは知っていた
どうして
柩々惨々 這ってしまえば
遥かあなたの言葉掠れて
昔々 会ったことないま常の午後を過ごすの
「ねえ、嫌い 痛い」嗅ぎなれない 新たな華の香り
心まで遠くに 忘れ方も忘れてしまうの
刻々、どこを向いているの 私はどこ?
常套、ここで立ち止まる 私のこと?
英雄、あなたは誰?
ずっと知らないままで良かったわ
ただ踏みしめて 固く閉ざして
篠突く雨に 呼吸が軋んで
針を戻して 今を灯して
椿じゃなくてただの私が好き
寄り合い、反り合う波の様に
心臓まで繋ぎたいと思う
金木犀の残り香に 酔いしれ誑かし
夢見ていたいの
惨々だった あの黎明
藍で染まるなら 燃やしていいの
柩々惨々 奪ってしまえば
遥か彼方の言葉になって
簡単だった 自分を
騙し続けて 午後を過ごすの
「ねえ、嫌い?」
「ううん、何も無いの」
「本当に何も無いの」
淡い 甘い あの路地も
忘れるものは、もとから無いの
Music Produced by madobe
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