『段々と寒くなってきたな…。みんなも防寒はしっかりとな』
「こたつで食べるアイスが美味しい季節だね〜♡」
「あー、分かるわ。あれ好きなんだよね、ダブルソーダ。あの2人で分けるやつ」
「…それもう生産終了してるけど」
「ゑ」
「今夜も寒くなりそう…。そろそろ冬のお布団出さないと…」
「雛菜、いつもユアクマちゃん達と寝てるから毎晩あったかいよ〜♡」
「い、いいなあ…」
「小糸は私と寝るから暖かいでしょ」
「ぴぇ…!」
「うわ…樋口過激派じゃん。やば」
「…冗談だから。冗談」
『声のトーンが冗談じゃなかったぞ…』
「ふあ〜…。そろそろ寝ようかな〜? ユアクマちゃん達もおねむでしょ〜?」
「(何人かのユアクマが一冊の絵本を持ってくる)」
「ん〜? 今日はそれ読んでほしいの〜?」
「いいよ〜♡ それじゃみんな雛菜の周りにおいで〜♡」
「(雛菜の近くにみんなで集合する)」
「むかーしむかし…」
「明日の予習も終わったし、そろそろ寝よっと…」
「…」
「円香ちゃんあんな事言ってたけど、さすがに来ない、よね…?」
「…大丈夫だよね。お休みなさい…」
「…お布団、モコモコで暖かいなあ」
「さて…寝る前に」
「(小糸のお手製ぬいぐるみ(全長15cm)を持ってくる)」
「今日はとっても楽しかったね。明日は、もっと楽しくなるよね。ね、小糸?」
「(ぬいぐるみのお腹の部分を押す)」
「ぴゃ!(ぬいぐるみの声)」
「…これこれ」
『…さてと。ポケウォーカーも振り終わったし、そろそろ寝るか…』
『…ん? なんか布団がモッコリしてるような…』
「やっほー。寒いから来ちゃった」
『あ!?』
「布団、あっためておいたから。こっちおいでよ」グイグイ
『何だこの展開意味分かんね…ちょっ力強っ!』
「それじゃ、パジャマ裁断しまーす…」
『え、何で裁ちバサミ持参してんのコイツ!?』
「ちょきちょき」
『(助けて…ぴゃ楽器の人…は?楽器の人…ひな楽器の人…)』
『(…透って何楽器なんだ?)』
それぞれの冬、到来。
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