2005年5月13日の報道を総合していてまとめた内容↓
2005年5月13日、違法に銃器を製造していたチョさんが逮捕された。
押収の過程で彼が作った「シュタイヤー・マンリヒャー」社の7.62mm狙撃銃が出てきて、
その銃が本物よりも性能が良くて韓国銃器界で「野生のガンスミスがおる!」と話題にある。
チョさんは子供の頃から銃が好きで、兵役時は兵器整備担当として務める。
兵役後、金型製作、内燃機関整備、機械組立等の8つの資格を取って金型工場と銃砲店を運営してたが
1986年にミラノで開催された「世界警護装備展示会」に行って、初めて実物の狙撃銃を見た時に「自分で作りたい」と強く思うようになったと供述。
96年にインターネットで「ヤフー世界の名銃サイト」を見て、そこの画像から逆設計をして
自分の工場の工作機械を使ってバレルや機関部を完全再現し、2年かけて本物よりも性能の良い狙撃銃を作り出した。
サプレッサーに関しては水切り音程度の音しかしない、高性能である。
チョさんが作った銃は本物よりも重量が3kgほど重く、なぜ重くしたという警察の尋問に対し
「反動を抑えるために重くしました」と供述。
チョさんは趣味で作ったと供述しているが、チョさんの弟が銃器の違法販売で逮捕された前歴があり、自ら銃砲店を経営していた点を重く見ており、チョさんも違法販売に関わっているものと見ている。