Music, illust クロベリー(@kuroberry_music)
Vocal 東北きりたん(NEUTRINO)
28曲目です。
お風呂に入っていたら、急にサビのメロディーが出てきたので、
忘れないうちに急いで打ち込みました。
まだまだ歌心のあるメロディーは難しいですが、
サビは結構いい感じにできたと思います。
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百花繚乱 咲き誇れ
角ばった空に 雨雲が近づくの ぬらりと
くぐもった声の 反響も抜けないの ふらりと
足並み乱して 走る呼吸の音 ひゅるりと
人込み避けて 急ぐ あの人に 会うため
ああ 梅の花がひらひら 落ちてゆくような
ああ あの人の背中が 小さくなってゆくから
走りだすの
ああ 百花繚乱 咲き誇れ
白い香り ほのめかせた
あの日の面影を
ぽつりぽつり 思い出して
駆ける足の 擦り切れ傷
構ってる暇が あるならば
一歩早く 走り抜けろ
この思い 届く その日まで
さあさあ 夜も深まってく
(さあさあ 夜も深まってく)
さあさあどうする 止まりゃんせ
道がなくても
雨粒は傘を持たない僕にただ ぽたりと
何事もなかったかのように自然に 落ちてく
ぬかるんだ道端 足を取られそうに なっても
涼んだ青い瞳のあなたに 会うため
ああ 梅の枝が突き刺す
痛み 気にせず
もう 悴んだ指先
とうに忘れかけている温かさを
ああ 百花繚乱 咲き誇れ
決して止まぬ 雨の中も
かき消す叫びなら
あなたにまで届くだろうか
濡れた服の重みでさえも
構ってる暇があるならば
一歩早く 走り抜けろ
この思い 届く その日まで
どこまで 走り続け
見知らぬ場所まで
進んだ 足跡はもう
はるか遠いの
幼い僕らの日々
小さな手のひら
守るために走るの
百花繚乱 咲き誇れ
本当はもう 千切れそうだ
ゆがんだ視界には
見慣れた顔 息をのんだ
百花繚乱 咲き誇れ
この思いを 絶えずいれば
必ずたどり着く
保障なんてなかったけど
君も探してくれたんだね
その鼻緒擦り切れるほどに
変わらぬこの暖かさを
噛みしめて帰る 故郷へ