不動院=足利尊・直義氏兄弟が全国に建てた安国寺のひとつ。旧安芸安国寺。
寺院由緒によれば
元は平安時代に創建されたようである。その後、安芸国安国寺にあてられ、安芸守護武田氏により尊崇され、大永年間の武田・大内の戦いで伽藍が焼失したといわれる。
武田滅亡後は大きく衰退したが、毛利の外交僧の安国寺恵瓊により再興された。安国寺恵瓊は武田氏。
禅宗であった(臨済)が、現在の寺院建物のほかに方丈や幾つもの塔頭が並んだといいます。
しかし福島正則により寺領没収となり再び衰微した。後に福島の祈祷僧 有珍が住職となり真言宗となり、本坊に祀った不動明王から不動院と号しやがて寺院全体が不動院と呼ばれるようになる。
一部 wiki参照
金堂は国宝に指定されている(6カ国太守大内氏時代の建物で室町期禅宗様式で豪壮、山口の大内義隆公建立の寺院にあったものである)安国寺恵瓊が移築したものということです。おかげで残ったとも言える。
大内が滅び大旦那がいなくなれば衰退してしまう。歴史ある建物もこうして移築により保存されたんでしょうな。
サムネ=不動院 楼門