「―この列車が運んできてくれた、かけがえのない贈り物だから・・・」
まだ鉄道で郵便を運んでいた時代、とある小さな駅の3年間の物語。
当時まだ新しかったパソコンを将来の仕事にしたいと願うすずだったが、学校の進路指導でパソコンはまだ将来性が見えないから止めた方が良いと言われてしまう。
友人達が夢に向かって進んでいく中、自分は行く先が見えずに悩み続けるすず。
生まれ育った街に留まるか、パソコンの勉強のため上京するのか・・・。
揺れ動く時代の中で進路に悩むすずに、郵便列車が届けたかけがえのない贈り物とは・・・
後編>
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