正しい根拠を言えるようになる論法学習アプリ。
ーー前書き
ひろゆきの流行によって示されるように、現代ではコミュニケーションスキル、特に論破力の向上が求められている。そういった時代背景から制作された本アプリでは、洗練された論破術を學ぶことができる。講師となるのはかの有名な「東大医学部は頭が良い」という事実に逆説を唱えた大天才、コンギョおじさん。彼の論破術を習得することにより、須く我々も先入観を捨てることができ、破壊的イノベーションを起こせる人材になっていくだろう。本アプリの開発目的はつまり、新しい価値観やものを生み出す人材を輩出していくことにある。
ーー後書き
東大医学部頭悪いッ!
一見矛盾しているこの言葉を叫んだ中年男性は、彼の名言に擬えて「コンギョおじさんbot」と愛称付けられている。
その場に居合わせたものにとって、電車内で突然大声で怒声をあげる彼の姿は、さも滑稽であったろう。
だが、彼がそこまでして伝えたかった真意はなんだったのか。著者には彼が、この国を憂い警鐘をならした救世主に見えた。AIが台頭する新時代では「頭の良さ」とは何か、今一度考える必要がある。戦後以来の学歴傾倒主義に終止符を打つべく、彼は行動したのである。「東大医学部」がエリートという価値観はもう古い、と世間に向けて大きな一石を投じたかったに違いない。
ここでは、そんな愛すべき彼の特徴をまとめておこう。
・新三郷駅で目撃
・40〜60歳で電車のドア並みの高身長
・紙にはなぜか「東大」ではなく「東天」の文字
・クリップボードには「米国アレルギー・喘息・免疫学会の論文らしきものが
・相手に根拠を求めるも、自身は主張のみ
・議論中に何故か、「そういうことだァ!」と相手に賛同
いかがだったろうか。ちなみに当アプリでは、動画内で彼に刃向かったものたちの正義感と勇気を讃え「野次馬ボイス」をエメラルド色で装飾させていただいた。
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