甘利新幹事長、自身の政治とカネ問題は「寝耳に水だった」
2016年大臣辞任会見
自身の現金授受の疑惑を週刊文春に報道されていた甘利明・経済再生相は1月28日、記者会見し、2回にわたる計100万円の現金受取を認め、閣僚を辞任することを明らかにした。
甘利氏は、2013年11月に大臣室で、2014年2月に神奈川県大和市の地元事務所で、千葉県内の建設業者の関係者からそれぞれ50万円を受け取っていたことを認めた。この計100万円については、のちにまとめて同社からの寄付として、地元選挙区支部の政治資金収支報告書に記載されているとしたが、地元事務所の秘書が別途受け取っていた500万円のうち、300万円を適正に処理せず、個人的に使っていたことが分かったと明らかにした。