Youtubeからの転載です(
https://www.youtube.com/watch?v=NBNquKkKcF4)。
バロック時代のイタリアの作曲家トマソ・アントニオ・ヴィターリ(1663 - 1745)の代表作とされていた「シャコンヌ」は、フランスの音楽学者レオポルド・シャルリエ(1867-1936)による編曲版が広く知られており、往年の名ヴァイオリニストによって演奏されていました。しかし、この作品は実際にはヴィターリのものではなく、ユダヤ人ヴァイオリニストのフェルディナント・ダヴィット(1810 - 1873)の偽作という説が濃厚となっています。
とはいえ、このフランチェスカッティの演奏でもわかるように、曲そのものは優れたヴァイオリン独奏のための作品であり、フェルディナント・ダヴィットが生きたロマン派の作品と捉えれば割と問題ないような気がしますw
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
エドモン・ド・シュトゥッツ指揮
チューリヒ室内管弦楽団