このCMは2011年にリリースされたマキシマム ザ ホルモンの“maximum the hormone”の歌詞をアレンジし、
そのミュージックビデオを藤岡弘、さんでパロディしたものだ。
藤岡弘、とマキシマム ザ ホルモン。片時も気の抜けない撮影に、監督は週末のフットサルで捻挫した右足を引きずりながら現れた。
大事な現場の前と知りつつ、誘われるとついつい乗ってしまう、持ち前の人懐っこさが裏目に出た。
レコーディングはホルモンメンバーが完全ディレクション。メンバー自身も新歌詞での歌唱を再録音してくれた。
藤岡さんは、慣れないリズムやシャウトに苦戦するものの、持ち前の気迫で最後には楽曲に完全融合。
「ロックはいいね。全身全霊で挑む武道に近い。こんな時代だからこそ、ロックのパワーが必要だね」と語った。
「ん? その解釈ちょっと強引すぎないか?」などと考える心の薄汚れた者はその場にはおらず、
達成感に包まれながら藤岡さんプロデュースのオリジナル珈琲 (ペルー産のオーガニック豆を使用) を
藤岡さん、マキシマム ザ ホルモンのメンバー、監督で美味しく味わい、なんかちょっといい感じの時間を過ごしたのだった。