長崎県山王神社さんの門前には、大きな幹に青々とした葉をしげらせ、生命に満ち溢れた二本の楠木があります
しかし太平洋戦争で長崎県に原爆が落とされ、一瞬の閃光と爆風により楠木は一度は丸焦げになってしまいました
当たり前だった幸せな毎日が一瞬でなくなってしまう。。その時楠木はどんな気持ちでその景色を目にしたんだろう...
もしも、、楠木に人間の言葉が話せたらどんな事を話してくれるのかな...そんな思いでできた曲です
この曲で使っている太鼓は、被爆した楠木の枝から作られた太鼓です
2007年に長崎県出身で当時滋賀県の草津市在住だった古賀重幸さんが、台風で折れたひとかかえの枝を、平和を願う太鼓にと...石川県の浅野太鼓さんに製作してもらわれた片面張りの太鼓で、名前は「再生太鼓」と言います
当時私がご指導させていただいていた太鼓チームにおられた古賀さんが、この太鼓で大切な人が生命を失うことのない、戦争の無い願う楽曲を作ってほしいとお願いされてできた曲です
作曲:くみこ
作詞:藤本容子
木霊〜kodama〜
遠いうたが 聴こえる
ひそやかな風にのって
たちのぼる祈りの声
はるか時を超えて
わたしは たちつづける
ふるさとの大地に
平和への願いを
語り続ける
時を経ても消えない
いたみしる人絶えても
悲しみが歴史へと
姿変えても
わたしは たちつづける
ふるさとの大地に
平和への願いを
語り続ける
平和への願いを
語り続ける
演奏:鼓娚
くみこ
松丸純詩
岳奈系香
佐伯篤宣
製作 :NOROSHI FILM Videogropher Masa eijiro Ami
撮影協力
長崎県山王神社様
山王保育園の子どもたち
和太鼓くみこHP
https://www.wadaiko-kumiko.net/