Youtubeからの転載です(
https://www.youtube.com/watch?v=czRGMUvv6Xc)。
シェーンベルクが1906年に作曲した室内交響曲第1番 ホ長調 作品9は、交響曲の演奏規模が拡大し続けていたことに対するアンチテーゼとして、わずか15人で演奏する「室内」交響曲として作曲されました。この時点でも演奏規模はかなり少ないものでしたが、1922年にウェーベルンはさらに人数を少なくして、5人で演奏可能な編曲版を作成しました。
編曲にあたってウェーベルンが想定していたのはフルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの五重奏で、この編成で演奏されるのが普通ですが、フルートかクラリネットのどちらかのパートをヴァイオリンやヴィオラに変更して「ピアノ四重奏+管楽器」の五重奏として演奏することもしばしば行われています。
この動画ではフルートがヴァイオリンに置き換えられ、ピアノ、ヴァイオリン2、クラリネット、チェロの5人で演奏されています。
Assaff Weisman(ピアノ)
David McCarroll、Yonah Zur(ヴァイオリン)
Tibi Cziger(クラリネット)
Michal Korman(チェロ)