京都府民のシーイーが主に地元の神社や仏閣を、
独自の視線での紹介動画になります。
今回は
「大黒寺(薩摩寺)」
と
「金札宮」
です。
※今回から本編BGMが編曲のバージョンとなりました。
いつかはフルオケにしたいものですがね…。
このお寺と神社は、公道を挟んでお向かいさんという立地なのと、
直近の歴史で関係があったので、多層建てでの紹介です。
大黒寺(薩摩寺)は、
戦国時代の猛将「島津義弘」が建立したお寺で、
すぐ西側に島津家の京屋敷(薩摩藩の屋敷)があったのもあって、
島津家の家臣団やその配下の人達を弔う意図で建立。
金札宮は、
奈良時代に創建説と、平安時代に創建説がある神社で、
室町末期に、伏見城の築城で城内に移設され、
伏見城落城の後に現在地へ移設されてます。
大黒寺の建立時期に移設されているので、
その鎮守社の意図があったかもしれません。
幕末では、
「鳥羽伏見の戦い」で、薩摩・土佐連合軍が、
大黒寺に集結し、金札宮で先勝祈願をして出陣。
明治維新の後に、西郷隆盛によって
幕末の殉死者を弔う墓碑が大黒寺に建立という歴史を持ってます。