こたえはいらない。
だって、また逢えるから。
※オフボが必要な方はTwitterにてDMお願いします。
songs : アメトキ (@CandyClock23)
illustration : らさ (@rasak_gt )
guitar : しだれ (@Shidare_guitar )
リンリョー (No Data)
piano : 柿崎 (@not86oyster )
drums : shima (@_island_shima )
mix/mastering : まつばら (@mt_lbs )
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ある日僕は君と出会った
尖った耳と 真っ赤っかな長い髪
流星群の降る森と 壊れた宇宙船
彼女は言った「ここは…どこ…?」と
震えながら泣きそうな顔をして
行く宛が無いなら、と
小さな手を握った
零れそうな涙を乾かしたいから
自転車の後ろに乗せて走った
超常現象なんてものは信じてないけど
この背中は確かに暖かい
街灯の光を映した涙は
流星群のように零れた
それからずっと僕ら探した
宇宙人を宇宙(そら)へ帰す方法を
でも何も見つからない
何周も月は巡った
ヤセ我慢の笑顔が見たくないから
戸惑う君の手を引き連れ出した
空想科学なんてものは信じてないけど
君との思い出は増えていった
零れかけた星屑は拭われて
夕暮れに舞い散ってった
ある日君は僕に尋ねた
「あなたの首のペンダント、見たことある」
ずっと前あの森で拾った綺麗な石さ
「宇宙船の燃料の宝石よ!
ツギハギの船だけどコレさえあれば…!」
超常現象なんてものは信じてないけど
この鼓動は確かに悲しくて…
「僕らまたいつか会えるかな」なんて
こたえはいらないよね
相対性理論を超え また会えるように
「さよなら」より素敵な約束を…
見上げた夜空に溶けていく船は
流星群よりもキレイな…逆さまの流れ星