humou na music.
[verse1]
幾ら苦労を重ねようとも不毛さ 風呂の後は布団に包まろう
バレエ 遠く及ばねえ 邪険 冷める熱と万年床にホコリ
此処には何も残せそうにないな 日頃手錠 視界、髪
確信しても懐疑 毎時毎秒深入り 紙、書く詩 忘却してさよなら世界よ 神隠し
着信の拒否 除菌my handz 相反する二つのemotion
同居している心 格安物件さ 騒がしい音でガラクタ作ってんか
玄関の扉を固く閉ざして 全くの害である try, error
私はただ気付くしかなかったのだ Ownerとして契約を後悔する
[hook]☆
考えても意味が無いの どうしてだろうと
起きてしまうことは 全て偶然
風前の灯火が揺らめく 食われ、救われ、忽せ
Talent... Barren... 影法師と窓
[verse2]
そこに在った筈の二つの命は どちらも酷い有様で横たわり
返事など無い ただ目元が大量の皺に覆われ、戻らない
黄金色の日差しが 嫌いな烏共の鳴き声が 虫の羽音が どっと集まる
言葉詰まる もう沢山だ どうか腐ったこの部屋を誰か片付けてください
私はそっと湿気た地べたを脱し外に出た もう二度とは来ない
権利放棄 管理者から、犯人捜し中の刑事から呼びされるただの目撃者B
よくできたフィクションで いつもの通り万事解決 大切な真実などはblack box
隠そう 託送、新世代宛 見てないさ現物の状態
付箋「正体不明」 永久に触れることはこの先一生無いだろうな
愚か者らしい ドン臭い阿保だ 呪いでしかない思い出さ
トイレは詰まり、炊事洗濯も溜まり、換気さえも出来ぬ窓はピッタリのボードパネル
長閑で静かなこの場で 自ら喉や手に砕かれたガラス片
☆Repeat
[outro]
大家なんて勤めなきゃよかった お互い貸し借りする立場だったけど
間違いなく何かの縁だ 二人にはただ幸せになってほしかっただけ
私の心の中身 常に鳴き声と羽音を流し込む夕日のみ
風運ぶ種も 咲かせん花 蛻の殻ですらなき亜空間