"ありきたり"の裏側。
作詞/作曲/動画:ういじ
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https://piapro.jp/t/cR_9お聴き下さりありがとうございます。
実はこの曲は3年前から既に構想があったのですが、ようやくそれを実現できました。こういった「サビだけはメモしてある」という曲が他にもたくさんあるので、少しずつ形にしていけたらと思います。
それにしてもこの曲、自分で言うのも何ですが非常にアイロニックで大変お捻くれになっている曲ですね。僕は明るい曲調であるほど歪んだ皮肉を込めがちという変な性質を持っているのですが、今回は将にそれが滲み出たものになります。なんだか若手芸人の尖りみたいで恥ずかしいですが、まあこれも音楽です(強制終了)
しかし最近思うのです。僕のような「王道を嘲り、邪道を好む」という人間、年々増えていませんか……?いや、僕の周りがそういった捻くれ者で固められているだけかもしれないのですが、ここ数年どのシーンを振り返ってもその動きが強まっている気がします。王道と呼ばれる漫画よりもダークファンタジーが流行り、シュールな漫才が脚光を浴び、暗く洒落た曲調の音楽が話題になる……。かつてマイノリティだったものに対して「この作品の良さが分かる俺氏w」と全員が思った結果それが流行っているみたいな有様を多く見かける気がするのです。
一体何故なのでしょうか。
これが論文なら「間違った世論がメディアで多く報道された結果それらを真に受けない人間が増え・・・」とか、何かしらの経済活動を結び付けて展開しますが、これは一介の主コメなので簡易的に結論付けると、単に時代が巡っているだけのような気がします。昔の音楽を聴いて昭和っぽい、と感覚として覚えるように、自分達の年代が今まさに主役としてのし上げられているだけなのでしょう。
そもそもボーカロイド自体がインターネットのアングラで育ってきた文化なので、最近よくボカロPの作った曲がヒットチャートに上がるのを見てそう感じているのかもしれません。そう思うと、"王道"の変遷を目の当たりにしているというだけなのかもしれませんね。
ただしこの動き、我々マイノリティ大好き捻くれ人間にとっては由々しき事態です。だって「○○の良さ分かる俺カッケーwww」が出来なくなるんだもん!!やめて!俺達から邪道を取り上げないで!!せめてきのこの山とAndroidだけはマイノリティのままでいて!!
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