「僕の不幸が誰かの蜜になれば」
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ILLUST/MOVIE 358
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歌詞
覚悟と責任、それらを背負う毎日が日常となった。
疲れ切った満員の車内にも慣れ、
変化のない日々につまらないと思うことさえ無くなった
荒んだ心の居場所はいつも夜だった。
明るすぎない街頭と深夜3時の音、
僕の足音すら聞こえないくらい、イヤホンの音量を上げる。
音楽に触れた
詞(ことば)を選んだ
ワンルームの脳内で
過去を整理するように
わかってるんだよ
片付けが苦手なんだ
ほっといてよ
エゴで生まれたこの音楽が
君を救うとは思えないし
知ってもらうことすらきっと
叶わないのに 僕は
蜜の味がするこの音楽で
君に笑ってほしいけど
聴いてもらうことすらきっと
ないだろうけど でも
また言葉紡いで 泣いちゃうんだ
僕の不幸が誰かの蜜になれば
そう思えば 少し楽だった。
もう苦ささえ感じなくなった味覚を取り戻すため、処方された薬を流し込む。
浅い眠りの中、目覚めを誘う化け物から必死に走って、そして飛び起きる。
その時、僕は気づいた、そっか
逃げたかったんだ。
救いを求めた
愚痴をこぼした
愚かだと知っていながら
エゴだと分かっていながら
普通じゃない僕を
大嫌いな僕を
肯定したくて
「苦しいよ」
エゴで生まれたこの音楽が
君を救うとは思えないし
知ってもらうことすらきっと
叶わないのに 僕は
蜜の味がするこの音楽で
君に笑ってほしいけど
聴いてもらうことすらきっと
ないだろうけど でも
また言葉紡いで 泣いちゃうんだ