和歌浦で60年ぶり花火大会 ~ 和歌祭四百年式年大祭記念和歌浦花火
紀州東照宮の例大祭「和歌祭(わかまつり)」が、ことし(2022年)400年を迎える事を記念した花火大会が、昨夜(3日)和歌山市の和歌浦(わかうら)漁港で行われました。
歌浦漁港に打ち上がった花火(5月3日・和歌山市新和歌浦)
和歌祭は、徳川家康(とくがわ・いえやす)をまつる和歌浦の紀州東照宮が、毎年5月の第2日曜日に行っている例大祭で、東照宮が創建された翌年の1622年から始まり、ことしで400年を迎えます。花火大会は和歌祭四百年を記念して、祭の実行委員会が企画したもので、和歌浦で花火が上がるのは、およそ60年ぶりのことです。
昨夜は、多くの市民が夕闇の和歌浦漁港に集まり、午後7時20分ごろ、全員でのカウントダウンを合図に、堤防からおよそ1000発の花火が打ち上げられ、和歌祭四百年を祝いました。
車いすに乗って妻と訪れた地元の77歳の男性は「60年前にも見ましたが、迫力があって良いですね。若い頃は子ども土俵入りの世話をしたり、渡御行列(とぎょぎょうれつ)で百面(ひゃくめん)や母衣(ほろ)にも参加しました。足が悪くなってしまいましたが、今でも、東照宮での神輿(みこし)おろしは必ず見に行きます」と目を輝かせて語りました。
和歌祭は5月15日に本番を迎え、ことしは俳優の松平健(まつだいら・けん)さんを特別ゲストに、和歌山城の周辺で渡御行列が繰り広げられます。
スターライトイリュージョン2022の紹介
花火と音楽のナイトファンタジックショー
最新の打上げ技術を駆使し、会場に流れる音楽に合わせて華麗な花火が打ち上がる音楽と花火のコラボレーションイベント。息を飲む大迫力の音と光のスペシャル花火ショーをお楽しみください。
また、5月5日(祝)は“こどもの日スペシャル”と題してお子様の大好きなアニメなどの音楽に合わせて花火が打ち上がります。
※著作権の都合上、音楽を変更しています。
実際と異なりますが、ご了承ください。
#0:00 和歌浦 花火大会 19時から
#16:42 和歌山マリーナシティ 花火大会 19時30分から
#23:56 エンディング
YouTube
https://youtu.be/LX_YjTzqe9Y