(20世紀の曲のカバーは)初投稿です。
「シンフォニア」、「セクエンツァ」シリーズなどガチガチの現代音楽を作曲していたルチアーノ・ベリオですが、過去の作品を独自にアレンジして発表することもありました。
この"Folk Songs"もその一つで、妻であったキャシー・バーべリアンの高い歌唱能力を活かすため、アメリカからアゼルバイジャンに至る各地の民謡を集めて編曲した作品となっています。
今回はそのうち冒頭の3曲をエレノアさんでカバーしました。
非常に聴きやすくこれが現代音楽?と思われるかもしれませんが、1曲目のテンポと無関係に弾き続けるヴィオラ、2曲目終わりに聴こえる鳥の鳴き声の模倣など、20世紀的なセンスもあちこちに見受けられます。
3曲目はアルメニア民謡ですが、キャシーの先祖がアルメニア出身だったため曲集に含められたのだとか。アルメニア語の発音が分からず耳コピしたので正しいのかは微妙です。
エレノアさんにアルメニア語をしゃべらせたのは多分私が初めてではないでしょうか。
4曲目以降はフランス語の発音をマスターしてからになりそうです。あとMVの作り方がわかりません
Folk Songs for mezzo-soprano and 7 instruments (1964)
曲: Luciano Berio (1925 - 2003)
歌詞:Traditional
日本語訳:やしろ
声: Eleanor Forte AI (Synthesizer V)
作曲者指揮、キャシー・バーべリアン歌唱の自作自演盤は是非一度聴いてみてください。