甜花のことをぐちゃぐちゃにしたい。
そんなことを考えてはいけないのはわかっているけど、もう止められない。
俺は彼女の頭の上に手を載せた。
――あっ……。
手に吸い付くような感触で、思わず声が出そうになる。
「ぷ、プロデューサーさん?」
あんなことをしたら、きっと彼女は嫌な気持ちになるだろう。
――――――――――――そう思ったけど、手を引っ込めることはできなかった。
それが全ての始まりだとも知らずに。
【■■甜■ 第一章より】
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