2018年の3月中旬。福岡県北九州市の小倉城を訪れました。
九州への上陸地点であり、陸海交通の要衝である小倉城は、
鎌倉時代に築城されたと伝わりますが、資料に登場するのは、
永禄年間(1558-1570)に毛利氏が小倉津の平城に南条勘兵衛を在城させたことが
宗像大社の記録に残っています。
後に高橋鑑種(あきたね)が入城し、豊臣秀吉の九州征伐後は、毛利勝信が入城しました。
関ヶ原後は細川忠興が39万9千石で入り、細川氏の肥後転封後は、小笠原氏が
15万石で入城し、幕末までの230年間、小笠原氏の居城となりましたが、
慶応2年(1866)長州藩との戦いで自焼しました。
現在の天守は1959年に再建された復興天守です。
今回の訪城時、堀の水を抜いており、貴重な状態を見ることができたので動画にしてみました。
同行者がおり、散策範囲は狭いので詳しく見たい方はちょっと古いですが、以前投稿した小倉城の動画を参照して頂ければと思います。
2013年の小倉城 →
sm23369646お城→
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