カムチャマは◯bDのキラーアイコンに紛れてても違和感ないよね
1話#00:14
2話#06:45
3話#13:24
19000年前までは北海道と地続きになっていたロシア領のカムチャッカ半島には、つい100年前までカムチャッカオオヒグマという大きなヒグマの一亜種が分布していました。
残念ながら現在では人間の乱獲により絶滅してしまいましたが、このカムチャッカオオヒグマの遺伝子は、他のヒグマの亜種の中で生きのびているとも言われているのだ!
つまりそれは亜種間雑種としてまだ現在でも生きているということで、これと同様にホッキョクグマとヒグマ類の間にも生殖的な隔離がありません。
おまけに言うと、やはり絶滅したホラアナグマとヒグマの間においても交雑可能であり、現在生存しているヒグマの遺伝子の中にホラアナグマの遺伝子を見ることができるものもいる。つまりヒグマの仲間は種の多様性が多いため、変種や亜種が多く存在し、互いにくっついたり離れたりすることで、絶滅を免れてきた不思議な生き物なのだ!
絶滅しなければ新種に進化していたかもしれない。(生態行動進化研究センター パンク町田 フォト解説より)