ゴールドシップが旅館に来てくれたのでみんなでご飯を作ることにしました。
あの有名なゴールドシップが来られるということで、私は急いで専用の客室を作りました。挨拶をして客室に案内したのですがお気に召さなかったようで部屋から出ようとしました。莫大なお金をかけて作った部屋なので彼女が気に入らずともその部屋で過ごしてもらわなければなりません。私はゴールドシップが部屋から出られないよう入り口を木の板で塞ぎました。
従業員の中でも一番優秀だと思われるキャルに料理を任せましたが、何回もミスをし作った料理も地面に落とす等ひどい有様でした。落とした料理をゴールドシップに提供するわけにはいかないので、キャルに責任を持って食べてもらおうとしましたが彼女は頑なに食べようとはせず、さらにはあくびをしました。
何度も何度もあくびをして退屈そうにするので私はキレて彼女をそこら中に叩きつけ崖から落とし首にしました。
仕方なくコッコロに料理をするよう頼んだのですがイチゴがないと言ってきます。もういちいち怒るのも面倒なので私がイチゴを器に入れてあげました。しかしコッコロは料理中にいきなり走り出し逃走しました。もちろんコッコロは首にしました。
新人のカンナに料理をするよう頼みました。この子も途中で眠くなったのか料理するのを止めてしまいました。コッコロもいつの間にか戻ってきました。首にしたのに。
カンナも首です。崖から落としたのですがすぐに戻ってきたので川に落としました。次はクレーに頼みました。何度も失敗するので壁に足をめり込ませました。川に落として死んだはずのカンナが戻ってきました。私が鶏肉を焼いてゴールドシップにあげているときにカンナが横取りしてきたので私はキレて彼女を壁に叩きつけた。
カンナの手が壁にめり込み抜けなくなったみたいで、私はその様子を見て笑った。
それからもクレーが泣いてうるさかったり、コッコロは襖を開ける動作を繰り返してガタガタ騒音を出したり、首にしたキャルが戻ってきたり私は気がおかしくなりそうだった。
禰豆子にも助けを求めたがお皿を拾い上げることも出来ませんでした。誰一人まともな従業員がいない環境の中私は気が狂った。
全員をゴールドシップにいる厩舎に入れ、パレットで圧縮した。
禰豆子とゴールドシップは幸運にも脱出したが私は許さなかった。
禰豆子は崖から落とし、ゴールドシップはキッチンに挟まってもらった。
我ながらおかしい事をしていることは分かっているが今は冷静な判断が出来ない。
私は落ち着くために寝ることにしました。