Youtubeからの転載です(
https://www.youtube.com/watch?v=fGAc9ZxjL-A)。
1916年、ニールセンは代表作の1つである交響曲第4番「不滅」を作曲しましたが、
この年にはピアノ独奏のための「シャコンヌ」作品32(FS.79)も作曲しています。
主題と20の変奏から成り、3/4拍子で8小節というシャコンヌ形式の規則に従った音
楽様式は、この様式の先達であるバッハに影響を受けていることは間違いありませ
んが、ベートーヴェンやブラームスの影響も感じられます。また、作曲当時は先進
的な手法であった複調も取り入れられており、ニールセンのピアノ作品の中で最高
傑作との評価もあります。
ジョン・オグドン(ピアノ)