試食会の続きでござい。
夕張の「戦略的勝利条件」は、「退避できない天龍と龍田の整備完了(までの時間稼ぎ」
陸にいる司令代理の長門と大淀は、まぁ沈まないからいいだろうという考え。
35点で赤点回避なら65点までは失っていいリソース。
そもそも不利なんだから、戦術的には負けて上等という技術屋思考。
しかし、
ここに至り、夕張の計画はすべて破綻した。もはや遅滞戦術での時間稼ぎでは間に合わない。
湾内に侵入した敵艦は地対艦攻撃するトーチカ類を破壊した後、港湾施設を破壊するだろう。
天龍と龍田がいる1番ドック、2番ドックが破壊される前に、
敵艦6隻から継戦能力を奪い、返す刀で湾内へ迎撃に向かう。
時間さえ稼げればいい敵艦隊は引き撃ちと牽制を繰り返す。
もはや支援砲撃は望めない。
夕張単艦で実行せねばならないのだ。