事変中に「露営の歌」の前奏部分を利用して生まれた日本の戦時歌謡です。
戦争末期には、陸軍特攻隊員らによって「特攻隊の歌」として歌詞を変えて愛唱されていました。
比島陸軍航空部隊の歌 歌詞 (当時の新聞記事より引用)
一、咲いた櫻が男の子なら
慕う胡蝶は妻じゃもの
意氣で咲け櫻花
八紘一宇の八重一重
二、明日は初陣軍刀を
月にかざせば散る櫻
意氣で咲け櫻花
俺も散ろうぞ華やかに
三、日本櫻の枝のびて
花はアジヤに乱れ咲く
意氣で咲け櫻花
挙る凱歌の朝ぼらけ
四、天下無敵の荒鷲の
姿頼もし花の空
意氣で咲け櫻花
君は御空の特攻隊
#0:00 『さくら進軍』(大映男声合唱団)
#2:56 『さくら進軍』(コロムビア盤)
#5:52 『特攻隊の歌』(映画「最後の帰郷」)
#8:00 『特攻隊の歌』(映画「陸軍特別攻撃隊」)
#9:18 『義烈空挺部隊の歌』