ビージーズと言えば、海外ではステイン・アライブやナイトフィーバーなどのディスコミュージックを思い浮かべるようですが、日本人的にはメロディ・フェアなど初期の曲の印象も強いと思います。
日本人には琴線に触れたのか映画も大ヒットとなり、この曲もシングルカットされましたが、本国イギリスやアメリカではそれほど評判にはならなかったのですね。
小学生の頃に新聞配達屋さんから貰ったチケットで劇場と、中学生の時にTV放送された時と2回観ましたが、印象がガラリと変わりました。
爆弾で車を爆破したり、結婚式とトロッコに乗っての逃避行。それはただの悪戯ではなく大人達の作ったルールに対する抵抗でした。小学生の頃はワクワクしながら観た物ですが、中学生になってそこそこ分別がついてくると、絶対に上手く行かない未来が見えてしまう。(実際にはこの映画監督の体験に基づく話らしく「ダニエルはその後映画監督になり二人仲良く暮らしたのさ」なんてのがひとつの回答だそうですが)
この子供視点で話が作れるのは凄いなと思った物です。