*またいつか会えるといいな。
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V4X本格参戦となります。ボカコレ秋も参加いたします。
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イラスト
nawo様(ピアプロより)
https://piapro.jp/nawo24君はウェイトレス
作詞/作曲 あらいベアー
仕事のちょっとした隙間に
見つけた小さな喫茶店
君はそのウェイトレス
何も知らずに 行ったんだ
アンティークな家具と手作りポップ
かわいいクマさんもあった
僕にはまるで似合わない
ものばかりが並んでた
ウォーターポッドとメニューを
持って 君がやってきた
初めて見る君の姿に
瞬きできなかった
僕は一瞬で恋に落ちた
胸の鼓動の 高鳴り
感じながら メニューも上の空
ただ君を見ていた
帰り際 照れながら
小さく 手を振ると
飛び切りの笑顔で
君が振り返してくれた
週末を待つ数日を
これほど長く感じたこと
今まであっただろうか
まぶたに君がかすむ日々
仕事も忙しくなってきて
恋するつもりもないときに
君は僕の前に突然のように
現れた
君が勧めてくれたメニュー
目に留まったアフォガード
ソースの苦味が
昔の自分を 思い出させる
僕は完全に恋に落ちてる
それなのに 今も 君に
まだ何の声もかけられずに
尻込みしていた
ランチタイムで店内が
慌しくなってくると
君との距離も何だか少し
離れた気がしたよ
会計を済まそうと
レジの前に立ったとき
棚からクマさんが落ちて
僕は拾おうとしたんだ
同じように君も慌てて
クマを拾おうとして
僕と おでこがコツンと当たった
君がくすっと笑えば
二人で笑い出した
何気ない ひと時の終わりに
やってきたサプライズ
僕は一瞬で切り返すと
伝票とともに拾ったクマさんを
差し出して 一緒に連れて行った
いつも寝そべるソファーに座る
新しいクマさん
またいつか 会えるといいな
君はウェイトレス
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