過去の歴史は、はっきりと分からない部分があって当然ですが、
分からないからこそ、なんらかの分析を行い推測、想像をし解釈をする自由があると思います。
偏った、しかも表面しか見ない教科書は害悪でしかなく、
田中先生のような、客観的でありながら、柔軟な視点が歴史分析には必要だと思います。
遺跡からみても、DNAからみても日本は中国、朝鮮とは別個の独自の文化を旧石器、
縄文、弥生時代と積み重ねてきたことが分かります。
そこから現在の大和国に繋がっていく流れとなろうと思います。
神話の日高見国や高天原、そのような呼び方かどうかは別として、
日本は古来から自然とともに独特の文化をはぐくんできたことだろうと思います。
日本国史(上)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09VC2PXZV/ 第一章・日高見国――縄文・弥生時代、関東にあった祭祀国家
第二章・天孫降臨――関東から九州へ、船で渡った瓊瓊杵尊
第三章・大和時代――神武天皇と日本の統治
第四章・飛鳥時代――日本人の神髄「和」の思想の確立
第五章・律令国家の誕生と国家意識の確立
第六章・奈良時代――日本の古典を成熟させた天平文化 第七章・平安時代――貴族が極めた宮廷文化の頂点