「北の町の湖には呪われた少女がいるという噂がある。
少年は興味本位で訪れるが、それらしき少女は見当たらない。
諦めて帰ろうとした瞬間、儚げで寂し気でどこか陰鬱とした少女が現れる。
彼女が例の呪われた少女なのだろうか。
そんな事すら考える余裕はなかった。
なぜなら、少年は恋をしたからだ。
名もなき彼女に。」湖のほとりに住む呪われた少女とそこを訪れた少年の恋の物語のBGM。
イントロはこれから始まる優しい物語への希望を込めて。
少女は呪いの所為で独りで生きることを選んだのかもしれないが、心の中では人と共に生きることを望んでいるのではないか。そんな少女像を思い浮かべながら作曲しました。
少女の哀しい運命と、それに相反する微かな願望を表現した彼女のテーマ曲なので是非最後まで聴いていただけると幸いです。
0:36前後がループの開始点になっています。(1ループ目~4:07)
作曲/編曲:misakichi (Twitter : @ihcikasim_pf)
(Soundcloud :
https://soundcloud.com/ihcikasim_pf)イラスト:盧
追記(2023/6/21)
第6回キネティックノベル大賞 音楽部門にて【優秀賞】を受賞させて頂くことが出来ました。
2020年のキネノベ大賞をきっかけに音楽制作を始めたこともあり、今回の受賞大変光栄に存じます。
この先も良い音楽が作れるよう精進してまいります。