今回紹介するのは、以前から多くのリクエストがありました、「伊勢湾台風」についてです。
1959年、三重県、愛知県沿岸部の「伊勢湾」付近に、勢力の強い台風15号『ヴェラ』が襲来し、過去に類を見ない高潮などが発生し、日本史上最悪の被害者を出しました。
台風の勢力としては、過去にもっと大きなものも存在していましたが、ここまで被害が大きくなってしまった台風災害は、史上初でした。
当時の気象庁・気象台は迅速に対応し、台風への備えは行われていたはずでした。
当時の伊勢湾は、高潮がほとんど発生しておらず、「むしろ高潮が発生しない」と考えられているほどの場所でしたが、なぜここまで被害が大きくなってしまったのでしょうか?
それには、当時の時代背景、地理的な問題、地域性、市民の災害に対する認識など、様々な要因が関係していました。
#00:00 冒頭挨拶
#00:20 視聴上の注意・免責事項
#1:08 発生地
#1:37 台風15号「ヴェラ」
#2:41 政府の初期対応
#3:58 26日上陸
#4:16 観測史上最大の高潮
#5:14 堤防決壊による海水の流入
#6:06 破壊された家屋は約15万軒
#6:36 人的被害も過去最大
#7:08 総被災者数は150万人に
#8:13 被害拡大の要因
#8:35 海抜0メートルの街
#9:14 場所に見合った防災が行われていなかった
#9:35 「これまで大丈夫だった」は通用しなかった
#10:45 流木によって葬られた人々
#11:25 事前の避難はほとんど行われなかった
#12:36 被災地の水が抜けるまで3か月以上も
#13:27 半壊した家に残る人々
#14:08 各地からの救援
#15:02「災害対策基本法」
#15:30 「伊勢湾台風」とその影響
#16:23 数多くの慰霊碑・碑文・記念碑
#16:54 過去の事例の教訓のおかげ
#17:29 私たちも気をつけよう
引用・出展・参考文献
国土交通省「防災ポータル」
https://ishort.ink/cSYp環境省 閉鎖性海域ネット
https://ishort.ink/Xunp気象庁「台風への備え五か条」
https://ishort.ink/Qpjp国土交通省 伊勢湾台風から60年
https://ishort.ink/HprS拓殖大学学友会
https://ishort.ink/ZVGxその他視聴者提供資料など