オープンソースの8bit CPU WZetaを搭載した8bitパソコンWZ-660のエミュレータ(eWZ-660)を開発中です。
エミュレータで動作するシューティングゲームを試作しました。
自機はキーボードで操作できます。敵機は適当に動かしています。スペースキーを押すと弾がでますが敵に当たっても壊れません。敵機が自機にぶつかっても壊れません。
エミュレータはマルチスレッドで動作しています。CPUエミュレーションと画面表示の2スレッド。
8bitパソコンWZ-660にはビットマップを描写するBIOSコールがあります。実機と同じBIOSファームのプログラムによってCPUエミュレータが描く方法と、BIOSコールをトラップして直接描く方法の2つが利用できるようになっています。後者のほうが高速。
ビットマップデータは「ゲーム アルゴリズム まるごと図鑑」廣瀬豪(著)にある素材を使って16色に減色したもの。
●オープンソースの8bit CPU WZeta
https://wzeta.idletime.tokyo/WZetaって、何の役に立つの?という人に
IoTで大量に使われることになるCPUを、できる限り少ない地下資源で製造すること。ゴミから資源を回収するコストを考えるなら最初からという考え。
ファミコンのCPUで説明するとファミコンのCPU 6502はZ80の1/4のトランジスタ数なのです。
いいかげんだけど、同じ資源で4倍のCPUが取れると思える。
2コアのCPUのほうが1コアを時分割するより、プログラムが作りやすい場合があって、WZetaのSDogコアでは少ない資源で作れることがWZetaを推せる点かも。
従来より高度なプログラミングテクニックを駆使すれば、省資源がもっと効果的になるあたりも、これから名声を得たい新しい人向けに向いています。