こちらの「ハーレックの男」というリクエスト曲はウェールズ語の歌なのですが、いきなりウェールズ語での翻訳ができませんでしたので、IFV殿にこの歌の英訳版の翻訳をお願いし、それを元にじじい(作者)が作詞しました。この場を借りてお礼申し上げます。
★参考にしたウェールズ語歌詞&英語翻訳
A treatise on the language, poetry and music of the Highland clans, 第32巻 P216(Donald Campbell著)
https://books.google.co.jp/books?id=e3kCAAAAQAAJ&pg=PA216&lpg=PA216&dq=%22Harlech+cyfod+dy+faneri%22&source=bl&ots=YPIrFVUG4e&sig=ACfU3U0qcNafr-GkHgEKIQSN5fMBWODLOw&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwiXh9O-sPb5AhV7wosBHYgFAPUQ6AF6BAgaEAM#v=onepage&q=%22Harlech%20cyfod%20dy%20faneri%22&f=falseこの歌は1460年代のイギリスランカスター家とヨーク家の間で勃発した薔薇戦争が舞台で、ランカスター派のウェールズ地方の拠点であるハーレック城(ハーレフ城とも)と周辺地域の平定をエドワード4世の命をうけたハーバートが開始し、
ハーレック城自体は包囲されたり包囲を解かれたりを7年近く繰り返しながら、他のウェールズの城が陥落する中で最後まで持ちこたえたそうですが、1468年8月14日には陥落。
その時の様子を歌にしたのがこのMen of Harlechなのだそうです。
歌詞ですが、最も古い歌詞は「英語で吟遊詩人が歌っていた」代物だそうで、それを「ウェールズ語」にしたものが今回の歌詞になります。
その後、各所でこの最古のウェールズ語歌詞版を「英語+ウェールズ語」がごった煮になった状態で歌われたり、歌詞が原型を留めない形かつ「英語」で歌われたりして、もう、収拾がつかないレベルで歌詞が改定されて現在に至るそうです・・・。
(映画「ズールー戦争」で歌われている歌詞や、現在のイギリス部隊歌として歌われているのが典型的な例)
要はね、派生型の歌詞が沢山あり過ぎてわけわからんです。(笑)
次回投稿予定:2022年10月6日
次弾装填:カメラの戦士
★本日のうちのMMD的家系図
ままま式 Appearance Miku AUGE型
■毎年1月頃に既存軍歌、オリジナル曲は夏休み頃にリクエストを受け付けております。ですが、リクエストルールと転載について等は下記のプロフィールに記載。 (「もっと見る」を押して下さい。)
user/52288618( 無断転載とな? もうYouTubeやBiliBili動画にて外人さん達によってそれなりの数が転載されておってな、まぁ、 「動画自体の尺をノンカット+非営利」なら、ご自由に転載下さいな。 )
●旧アカウントに投稿した動画は以下の通り。(ボカロ軍歌が殆どです。)
mylist/53410027(最新にして最古 2015-2017年、2023年~)
mylist/72257597(2022年)
mylist/66697507(2019-2020年)
mylist/63638249(2018年)
mylist/59909854(2017年)
(一時期ニコニコ動画一般会員の動画投稿制限数が50にされた後、一定の人気水準に達した投稿者の動画投稿制限数が撤廃されるという歴史を辿った為、上記のような歩みとなっております。)
あ、全曲ニコニココモンズにカラオケ置いてあります。ご随意にどうぞ。
日本語吹き替えの歌は、Vocaloid等の方々に歌ってもらう都合上「完訳」にはしておりません。
映画の吹き替えに近く、全部意味を込めようとすると音素が足りなくなり日本語の歌として歌えなくなるため、基本どの動画の翻訳でもガンガン削る方向で作ってます。
本当は「歌う歌詞」「完訳文」「原文」「解説文」を動画中に載せたいですが、そんなごちゃついた動画は視聴される方にとっては観にくいだけの教育+自己満足動画かと思い、シンプルに歌う歌詞のみの表示形式で作成しております。(コメントで原文等を配慮ある構図で打って頂ける場合は、各視聴者側で任意にON・OFFできるかと思いますので、この限りではないかと思います。)
悪しからず。