中原英臣 1945年〔昭和20〕~
東京都に生まれた。細菌学者、衛生学者。主な著書に、佐川峻との共著で、『語り出すDNA』『食卓がバイオに占領される日』『ウィルス進化論—ダーウィンへの挑戦』『利己的遺伝子とは何か』などがある。
佐川峻 1944年〔昭和19〕~
東京都に生まれた。科学評論家。
本文は『進化論が変わる―ダーウィンをゆるがす分子生物学』(1991年刊)による。
①ブラキオサウルス Brachiosaurus 北アメリカや東アフリカなどにいた巨大な草食恐竜。
②タンザニア アフリカ東部にあるタンザニア連合共和国。
③ウルトラサウルス Ultrasaurus 北アメリカのコロラドで発見された化石から想像すると、頭の高さは地上から約18メートルあったという。
④ウサギほどの大きさ 肉食恐竜最小のコンプソグナトス(Compsognathus)など。コンプソグナトスの体長は65センチメートルであるが、その半分は尻尾。頭部は約7センチメートルであるが、その半分は尻尾。頭部は約7センチメートル。
⑤最初の生命 カイメンなどの藻類やヒルのような環形動物。
⑥地質学 地球の、特に地殻を研究する自然科学の一分野。
⑦アンモナイト ammonite 中生代を代表する海生動物。
⑧ティラノサウルス Tyrannosaurus 地上最強といわれた陸生肉食恐竜。体長15メートル、推定体重15トン。
⑨シロナガスクジラ 体長30メートル以上、体重170トンに及ぶ地球上で最大の動物。
⑩隕石 宇宙空間から地上に落下し、燃え尽きないで残った個体物質。地球の岩石とは異なる組成を持つ。
⑪彗星 太陽の引力のもとで運動するガス状に見える小天体。「ハレ―彗星」などが有名。
⑫ホルモン Hormon(ドイツ語)動物の体内で作られ、個体の形態形成、成長、代謝などの生理的な機能を正常に維持するように働く物質。
⑬小惑星 太陽の周りを回る小天体。主に火星と木星の軌道の間にある。
⑭ウォルター・アルバレス Walter Alvarez アメリカの地質学者。〔1940~〕
⑮地磁気の変化 地磁気とは、地球の持つ磁石としての性質と、それによって生じる磁場をいう。現在は、北極がN極で南極がS極であるが、これが過去に何度か逆転している。
⑯ルイス・W・アルバレス Luis Walter Alvarez アメリカの物理学者。〔1911~1988〕
⑰イリジウム iridium 白金(プラチナ)族に属する金属元素。
⑱核の冬 アメリカの宇宙科学者カール・セーガン〔1934~1996〕らが1983年に唱えた。