"「闇のゲーム」によって人間の本性は暴かれ、運命が決定する!!"マイリスト
mylist/73029299遊戯王と言えば、カードゲーム。初代遊戯王と言えば、ブルーアイズ・ホワイトドラゴン。ニコニコの遊戯王動画と言えば、バーサーカーソウル、もしくは「城之内、死す」。それが遊戯王に対して真っ先に浮かんでくるイメージではないかと思います。しかし、知っている人もいるかもしれませんが、実は、原作の遊戯王では最初はカードゲームをやっていませんでした。まず、悪いことをする人が出てきて、主人公が考えたオリジナルのゲームを挑んで、ゲームに勝ったら罰ゲームを与えるという様式で話が進行していました。そのゲームの一つとしてカードゲームが出てきて、それが反響を呼んでOCG化したのが現在の遊戯王です。それからテコ入れによって遊戯王はカードゲーム漫画に移行し、DDMをする漫画になって、またカードゲーム漫画に戻り、それからファラオの記憶をめぐるゲームになって、また最後にカードゲームをします。しかし、初期のゲームにも、カードゲーム化した後にも共通するのは、自分の心との闘いです。原作でも繰り返し出てくるテーマですが、この漫画では、ゲームに勝つためにイカサマをしてくる敵が多いです。ブルーアイズを盗んだり、ブルーアイズを手に入れるために人を自殺に追い込んだり、ブルーアイズを破り捨てたり、ダイスを洗脳したり、エクゾディアを海に捨てたり、暴力でスターチップを奪ったり、迷と答えても宮と答えても外に出られなかったり、リストバンドにカードを仕込んだり、ミレニアム・アイで心を読んだり、エクゾディアのコピーカードを使ったり、対戦相手の手札を覗いたり、対戦相手のデッキに余計なカードを仕込んだり、ブラックマジシャンを刻んでデッキの上に来るようにしたり、負けたら両足切断って言ったのに仕込んだ鍵で助かろうとしたり、負けたらビルから転落って言ったのにパラシュートで助かったり、ラーの翼神竜で城之内の魂を焼き尽くしてデュエル続行不可能にさせようとしたりします。これらは敗北を恐れる心の弱さゆえです。主人公は自分のカードと仲間を信じて戦っています。心を強くもとうと戦っており、その姿勢はオレイカルコスの結界とかいうアニオリを除けば最後まで一貫しています。そのため、重大な場面で都合よくエクゾディアを引いたり、クリティカルを連発したり、カオスの儀式を引いたり、オシリスの天空竜を引いたり、見ないで伏せたカードがデビルズ・サンクチュアリだったりしますが、やっぱり確率論的におかしいし、強いカード持ってる人には勝てなかったし、ルールも複雑で、カードの効果も最近のはもうわけわからないし。