cuvo22. フェイク (Vo.SEVEN)
ボカコレ2022年秋ルーキー参加作品
(→他の参加曲「ひとしずくの雨音」はこちら:
https://nico.ms/sm41191104多くの人は仮面をつけて色んな役割を演じてる、そんな感じではないでしょうか。
でも本当は本音をぶちまけたい、そんな願望が見え隠れしているような気がします。
少しネガティブな曲ですが、共感できる部分を見つけてもらえたら幸いです。
イラスト/ノーコピーライトガール
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曇りガラス越しに見えるような
異分子だらけのこんなグレーな
世界に生まれ落ちて
いつも目が覚めると本当の自分ではない
いくつものフェイクを演じ始めている
感情の輪郭が際立つ人のエゴに向き合うように
世間という荒波を強かに乗り越える生き方を
息をつく時間もないほどに速いスピードで
この世の中は変化し過ぎてるから
形をすぐに変える化け物のような人の欲望に
嫌悪感を抱きながら折り合いをつける生き方を
やりきれない想いに揺れている
本音を言わずに息を殺して
陰からリアルを覗いているだけで
見えない場所で切り刻む
仮面の下で泣いて笑う
偽者の姿になりきるたび
傾きかけたバランスは
脆く儚く壊れて散る
欺瞞に満ちた世界を
変えることができるのか
自分に正直に生きていけるのか
隠すことすらしない目もくらむような人の傲慢さを
あらゆるものを駆使して強く捻じ伏せる生き方を
繰り返す日々の暮らしの中で
操るはずの自分の心が
いつしか暴れて全てをかき乱す
不安がいつも拭えない
仮面の下で泣いて笑う
偽者を演じ憂いに沈む
浅い眠りで見た夢は
どこまでも深い闇の底
本音というナイフをひた隠す
目だけで笑うフェイクの裏側
妖しく研ぎ澄まされ続けては
心の鞘に収まりきらない
仮面の下で嘲り笑う
偽者が壊れて動き出さず
崩れゆく境界線で
鈍く光る刃が揺れる