沈み出した日が照らした帰り道
何気ない日をただ歩いてた
すれ違う人々次第に減る足音
静寂の2つ手前なにか落ちた音
振り向けば
コンクリートの上転がっていた
吸い寄せられるように手を伸ばして1口
エレクトリックレモン食べて
電気ショック喰らってバタンキュー
浮き足立っていてんだ
それに勝は好奇心
沈みきった日が残した一本道
街灯の明かりに起こされた午前2時
コンクリートの上ただ突っ立っていた
見つめてしまうのは食べかけのレモン
エレクトリックレモン
見かけはただのレモン
エレクトリックレモン
魅惑の果実
エレクトリックレモンこびりついて
離してくれないノーサンキュー
忘れたがっているんだ
忘れさせてよ
エレクトリックレモンもう一口
求めてしまうの
止めにかかった自制心
それを侵すは好奇心