cuvo23. ひとしずくの雨音 (Vo.MERROW)
ボカコレ2022年秋ルーキー参加作品
(→他の参加曲「フェイク」はこちら:
https://nico.ms/sm41190823コメントが本当に元気もらえます。
今回も明るい曲を作ろうと思ってたのに、
どんどん暗くなる一方でしたが、
なんとか形になったかな、と思ってます。
人生は選択の連続というけど、正しい選択ばかりしてるわけじゃなく
時には間違ったり、失敗したりと、曲がりくねった自分の道は
実はそんなに悪くはないかもね、そんなことを思いつつ創りました。
歌詞は本当に難しいですが、なんとなく人生悪いことばかりではなく
良いことにつながっていくということを示せればと思いました。
↓lyrics
語りかけてくる古い記憶の軌跡
満たされぬ自分の道のりは
影に覆われて見えず
無意識に進んだいくつもの分岐点を
正しく選んで進めたかを
もう、わかりたくもない
何がゴールかは誰にも分からないけど
突き刺すような風に晒されて
生き続けてることに何の意味をくれるの?
変わりゆく世界のひずみに落ちた気分は
羽を失った蝶のようにあの空を羨み続けてく
これまでと異なる生き方を選んだとしたら
乾いた心にひとしずくの雨音が響いていく
何を選んで、選ばされてここにいるの?
この手で捨て続けた望みに
惑わされ見失う
目が覚めたら小さな子供の頃に
戻れていたとしても
変わり映えのない生き方を選ぶ
傷つけ、裏切られ、疲れ果て
この世に絶望するの
求めてなくても明日は来てしまうから
凍てついた気持ちを満たすために
どれだけ心をすり減らして、生きていけば良いの?
見つかることのない愛されたい気持ちは
いつの間にか消えてなくなる夢のように
儚くて、ああ狂おしい
苦しさや辛さを乗り越えるために祈ることが
怖れを砕いて人を許す優しさに気づいてく
荒れ果てた感情の渦に呑み込まれてても
迷いながらでも進んできた
この曲がりくねる自分の道で
いつしか、これからの道標を大切にできたら
乾いた心にひとしずくの雨音が響いていく