八月の夜空
作詞・作曲:りずむんわーくす(呉服屋P)
イラスト:舞依のすけ さん
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今年も10年に1度の
大雨が空を洗い流した
川面のすぐ下で星たちが
瞬いて色鮮やかに
それでいて朧げに
すれ違う夏の香りが
あの頃の記憶を
僕も街も姿を変えゆくのは
仕方ないだろう
空に帰る光を追いかけて走ってた
この手を伸ばせば
触れることが出来たのだろうか
飲み込まれていくの
幽寂の世界は
昨日までの優しい情景は
鉄の雨が全て壊し尽くした
願いよ届け流れ星たちは
消えそうなほど儚げに
それでいて切なげに
繰り返した過ちとか
伝わらない気持ちも
川を流る命の様
いつかは消えてしまうだろう
手から離れた小さな船は
オレンジ色に揺らいで
月明かりに溶けてゆく
空に帰る光を追いかけて走ってた
この手を伸ばせば
連れ行く事も出来ただろうか
夜が明けてしまうの
白く塗りつぶされて
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