詩・曲 紀ノ川 つかさ
朗読 紲星あかり
CG Stable Diffusion
要領がよく分からないまま作っております。
自分自身ポエトリーミュージックのパフォーマンスを行うこともあるので、ボイスロイド紲星あかりを使用しております。
絵が描けないのでAIに描かせました。
「アリスドリル」
私は手に入れたんだ
それはそれは地下深くまで
ウサギを落とすための穴
連れてってほしい地下世界
ウサギを追いかけどこまでも
ウサギは自分に夢中すぎ
私を相手にしてくれない
ほんとは知っているくせに
だから仕掛けてやるんだよ
通い道を調べ上げ
確実に通るその場所に
深くて大きな穴を掘る
確実に落ちる穴を掘る
アリスドリルは無限の力
これさえあればどこまでも
これさえあれば地下深く
これさえあれば奥深く
アリスドリルは神秘の力
これさえあればどこまでも
これさえあれば地下深く
これさえあれば奥深く
ウサギはひたすら歩いてる
本を見ながら歩いてる
スマホを見ながら歩いてる
とにかく私を見ていない
ウサギが落ちたら私も追う
どこまでも一緒に落ちていく
永遠のような時が過ぎ
二人はたどり着くだろう
正しいとか間違ってるとか
いいことだとか悪いこと
今日とか明日とか昨日とか
そんな区別のない世界
アリスドリルは無限の力
これさえあればどこまでも
これさえあれば地下深く
これさえあれば果てしなく
アリスドリルは神秘の力
これさえあればどこまでも
これさえあれば地下深く
これさえあれば果てしなく
成長はつまらないことだった
涙は小さな海だった
競争はただの繰り返しだった
キノコは本当は薬だった
教訓は全部寝言だった
王様は何も決めてなかった
女王様は怒るために生きていた
裁判はみんな気分次第だった
時計をいつでも片手に持って
時間にいつでも追われてる
あわれなウサギを呪縛から
私が解き放ってあげる
そうして私がつかまえて
私だけのものにする
ウサギは逃げようとするかも
でももう地上には帰れない
ウサギが心変わりするまで
ここの世界で一緒に遊ぶ
時を忘れていつまでも
時代を捨てていつまでも